こんにちは、AYAです!
ピアノのコンクールとなると、必ず金賞・銀賞などの「賞」がついてきますよね。
こんな悩みを持った人もいるのではないでしょうか。
もちろん難易度が高い曲を弾けば「すごい!」となり、受賞する確率は高くなりますが、単純に難しい曲を弾けば良いということではありません。
今から解説するポイントを抑えれば、高確率で賞を取ることが出来ますのでぜひ実践してみてください。
・コンクールで賞を取りたい人
・なかなか賞を取れなくて悩んでいる人
ポイント①選曲
一番重視するのがもちろん「選曲」になります。
冒頭でも申し上げたように、難易度が高い曲を弾けば受賞する確率は高くなります。
しかし、むやみやたらに高い曲を選ぶのではなく自分のレベルに合う曲を選んでください。
まずは弾けないと意味がないですからね。
どんな感じの曲が良い?
自分のレベルに合う曲の中でもメリハリがある曲を選んでください。
メリハリがある曲というのは静かな部分と盛り上がる部分があるということです。
ずっと静かな曲だと飽きてくるし、ずっと激しい曲だと聴いている人も弾いている人も疲れてしまいます。
「静」と「動」がはっきりした曲を選ぶと良いです。
また、同じようなフレーズを繰り返すような曲は避けた方が良いです。
曲に「起承転結」があると、なお良いですね。
これもメリハリに繋がると思います。
ポイント②表現力
ただ単に曲を演奏するのではなく、演奏に「表現」を付けてあげると良いです。
①体を使った表現
これは、演奏するときに体を動かして「静」や「動」を表現するということです。
言葉で説明するのは難しいですが簡単に言うと、棒立ちで演奏するのではなく体を動かして演奏しましょうという感じです。
なかなか自分で演奏姿を見るのは難しいので、自分がどんな動きをしているのかが分からないと思います。
そんな時は動画を撮ると良いです。
自分は動いているつもりでも意外と棒弾きだったということがよくあるので、客観的に見ることはとても大切です。
②音を使った表現
体を使った表現も大切ですが、まずは「曲」自体に表現をつけないといけません。
いくら体を動かしていても音がのっぺらぼうだったら「あれ?」となりますよね。
静かな部分は滑らかに優しいタッチで、盛り上がる部分は大きく力強く演奏すると良いです。
これは普段の練習からしっかりしていないとなかなか難しいです。
家の練習用のピアノがしっかりしていないと演奏表現力が身につかないので、今一度家のピアノはどうなのか見直してみてください。
別の記事でピアノについて詳しく紹介しているので、ぜひそちらをご覧ください。
表現をつけるとどうなる?
音や体で表現をつけると、つけていない時に比べて上手に聴こえます。
これは曲にメリハリがついて聴いている人を飽きさせないからです。
たとえ同じ曲でも、表現がついている方が「この子上手いな」と思ってしまいます。
なので、「自分は上手くないし難易度の高い曲も弾けない」と諦めるのではなく、まずは「表現力」を身につけてみてください。
これなら上手い下手関係ありませんので、ぜひ実践してみましょう。
ポイント③衣装
演奏技術ももちろんですが、「見た目」も重要になります。
曲のコンセプトに合わせると更に良いですね。
例えば、ベートーヴェンの「月光」を弾くとします。
月光のイメージとしては曲名に「月」が入っているので黄色や黒色、ネイビーなんかも良いですよね。
曲のイメージに合う色を選ぶととても良いです。
そして服装ですが、女性ならドレス、男性ならスーツとまではいきませんが綺麗目な格好がおすすめです。
Tシャツなどあまりにもラフすぎる格好はコンクールにはあまり向かないです
ぜひ自分に合う衣装を選んでみてください♪
私の体験談
私も学生時代は小学生~高校生まで毎年コンクールに参加していました。
初めて出たコンクールでは自分の好きな曲を弾きたかったので、賞を取れるポイントは全て無視の状態で出場しました。
しかし、当時グループレッスンだったのですが、私以外の子が賞を取れて私だけ受賞なしというとてつもない悔しい思いをしました。
その時に審査員の評価を聞くことができたのですが、「曲の構成や表現力に乏しい」という評価をいただきました。
たしかに受賞している人の演奏に共通することを見てみると、「演奏表現力がある」「曲にメリハリがある」ということが分かりました。
それ以来そのポイントを意識してコンクールに出場すると、なんと金賞を取ることができ、県代表に選ばれました。
このような実体験があるので、試してみる価値はあると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ピアノのコンクールで賞を取るコツを3つご紹介しました。
- 選曲
- 表現力
- 衣装
技術がすごいからといって必ずしも賞を取れるとは限りません。
もちろん上手いに越したことはないですが、上記のポイントをしっかり抑えていれば確実に賞に近づきます。
特に「表現をつける」部分は一番大切にしてほしいところです。
ただ、なかなか舞台だと緊張して本領を発揮できないという人もいると思います。
毎日しっかり練習していれば大丈夫です!
もし、緊張しない方法が知りたいという人は別の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。
私もそうでしたので諦めずに努力することが大切です。
頑張る皆様を応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。